ぷちミニマリストを目指して、55の捨てる方法を1つ1つ検証し、実践していくドキュメンタリー企画の第18回目です。
捨てる方法
まず「収納という巣」を捨てる
「収納という巣を捨てる」ってどういうことなのか、一見するとなんのことだかさっぱりわからないですよね?
ここでは「家の軒先にできたハチの巣を駆除するシーン」を思い浮かべると、少しわかりやすいのかもしれません。
あなたがこのハチを退治しようと思ったとき、一匹ずつ殺虫剤で殺していく、なんて面倒なことはしませんよね?
一匹ずつ駆除してもそれこそ何百匹といるハチに対してはキリがなく、そうこうしている間にも新しいハチが巣の中で生まれてくることでしょう。
本来なら、大元であるハチの巣をまっ先に駆除するべきですよね。
しっくりこない?著者の例え
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の著者である佐々木氏は、「モノ」を「ハチ」に、「収納場所」を「ハチの巣」に例えて、
ハチを退治するときハチの巣を駆除するように、モノを減らすにはモノの巣である「収納場所」をまず減らしなさい
と言っているわけです。
モノの棲家である収納場所を断てば、モノが戻るべき場所がなくなってしまうため、一時的にモノはあふれ、散乱することでしょう。
しかし、いずれわたしたちはそのあふれ出したモノを処分するから、結果的にはモノが減るというわけです。
収納場所を失った「モノ」は、帰るべき巣を失ったハチたちのように、いつしかその姿を消すだろうということですが・・・。
ちょっとしっくりこない気がするのはわたしだけ?(^_^;)
収納場所をなくし、あふれかえったモノたちを疎ましく思い、処分する気持ちになればいいのでしょうが、そういう気持ちになれなかったら・・・部屋は散らかり放題になってしまわないかとツッコミたくなります。(笑)
ただ、「収納」するスペースが多ければ多いほど、モノがあふれかえってしまうのも事実でしょうから、収納という巣を捨てる、というよりも、むやみやたらに収納スペースを確保しないことが重要なのかもしれません。
そもそもモノをしまう場所がなければ、余計なモノを買うこともないでしょうからね。
今回のまとめ
モノを減らしたければ、むやみやたらに収納スペースは作らないこと。