岩井整形外科内科の個室設備は?ベッド、トイレ、お風呂、テレビ、冷蔵庫、収納棚などをチェックしてみた!

腰椎椎間板ヘルニアの闘病記(手術編)です。わたしの実体験を通して、同じ病気で悩んでいる方たちに少しでも参考になればと思って書いています。

人生初のヘルニア手術で入院することになったわたし。入院手続きの際に共同部屋か個室のどちらを希望するか聞かれました。

プライベート空間を確保したかったわたしは迷わず「個室」を希望!

差額ベッド代金はそこそこ掛かりましたが、選んで大正解でした。

個室のベッドやトイレから、お風呂、テレビ、冷蔵庫、収納棚、寝具などを細かくチェックしてみました。

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病室の広さは快適そのもの

わたしが入った病室は3階の病棟フロアにある個室でした。

広さは約9平方メートル、たたみ6畳ほどの広さがあります。

いっぽう、8人用の大部屋や4人部屋、2人部屋は、いずれも一人当たりの空間は3畳ほどのスペースですから、それと比較するとほぼ倍近い広さとなります。

ベッド自体で1畳はかるくありますし、テレビが置かれた収納棚の分も入れれば、共同部屋で一人あたりに割り当てられるスペースはほとんど残りません。

ですので、お見舞いに来てくれた家族や友人などとゆっくりベッド脇で会話するのもひと苦労です。

いっぽう、個室となれば共同部屋の倍近いスペースがあるので、家族や友人とベッド脇でも快適に会話することができます。

共同部屋だと会話するにも同室の患者さんたちに気を使わないといけないのですが、個室であれば周りにそんな気を使う必要もまったくありません。

ゆっくり心置きなく会話することができる!

こんな単純なことでも入院中の患者にとっては貴重な時間なんですよね。会話をするだけで心も落ち着きますし、ストレス解消にもなるわけです。

ベッドについて

ベッドは自動リクライニング機能付の一般的なものでした。

最新のベッドではリクライニング機能のほか、上下に動いて高さを変えられるものもあるようですが、機能的にはじゅうぶんなものだと思います。

ただ、わたしの部屋のベッドはリクライニング機能のリモコンの調子がちょっと悪く、たまに固まってしまい、操作をまったく受け付けなくなることが二度ほどありました。

最初はわけがわからず、ナースコールをしたところ、

「こんな時は大もとのコンセントを抜き差しすると直るんですよ」

と看護師の方に教えてもらいました。

入院中は何かと暇で、テレビや雑誌などを読んで時間を過ごすことが多いので、リクライニング機能はとてもありがたいですね。

お見舞いに来てくれた人たちと会話をする時も、簡単に上半身を起こすことができるので、歳を取ったら自宅のベッドとしても欲しいくらいです。

あたりまえですが、ベッドに敷かれたマットレスやシーツ、掛け布団などは、メンテナンスしやすいような、病院用のものなので「無機質」なのは仕方ないでしょうが、やっぱり寝慣れた自宅のベッドや布団が恋しくてたまりません。

そんなところからも、自分が入院したことをあらためて実感するとともに、1日でも早く退院したいなぁと思うのでした。

ユニットバスについて

わたしの個室にはトイレとお風呂が一体となったユニットバスが付いていました。

いわゆるひとり暮らしでよく見るようなユニットバスです。

違うところといえば、緊急時用のナースコール装置があることくらいでしょうか。

ユニットバスだけに広さはないので、自由のあまりきかない腰痛患者には少し入りづらいかも。

病院の2階には共同のシャワールームがあります。

こちらのほうが着替えるスペースもあるので、あえて病室にユニットバスは必要ないかもしれません。わたし自身、結局個室部屋のお風呂は一度も使うことはありませんでした。

ちなみにトイレのほうですが、こちらには標準的なウォシュレット機能が付いています。

トイレは1日に何度か行くものなので、ベッドから起き上がってすぐ部屋の中にトイレがあることはとてもありがたいことです。

人目を気にすることなく、行きたいときに行ける

こんな些細なことでも個室のありがたみを痛感しました。

お風呂はなくても困らなかったけど、トイレはあるとやっぱり便利ですね。

ロッカーについて

個室には縦長のロッカーがあり、入院時の上着などを掛けて収納することができます。

入院時期が夏など、服装が身軽な時期はいいのですが、冬などはコートやダウンを着て入院することになるので、ロッカーはあるととても便利です。

大部屋にはスペースの都合上、ロッカーを備え付けるのは難しいので、じゅうぶんなスペースのある個室ならではだと思いました。

収納棚について

病室には収納棚があり、上部には棚、中央にはテレビ、下部には貴重品ボックスが入った引き出しと、冷蔵庫が付いています。

1〜2週間の入院ですと、それぼど持ち込む荷物は多くはないでしょうから、じゅうぶん事足りるでしょう。

病院内の自販機で飲み物を買ったりすることもあるので、少額のお金は持つことになりますし、携帯電話やスマホ、タブレットなどの貴重品もありますから、貴重品ボックスは必須です。

病室のドアは鍵をかけられないので、病室の外のトイレやお風呂、自販機での買い物などで部屋を離れた際、盗難にあわないとも限らないため、ぜひ活用しましょう。

簡易冷蔵庫にはペットボトルが3〜4本は入るので、夏の季節など冷たい飲み物を飲むときや、お見舞いなどで頂いたものを一時保管するにはとても便利ですね。

テレビについて

テレビは20インチ程度の液晶テレビが収納棚に備え付けられています。

共同部屋の場合は「テレビ視聴カード」を事前に購入する必要があります。

わたしの入った個室は、テレビ視聴カードは不要で、テレビ見放題となっていました。

共同部屋ですと、周囲に迷惑とならないよう、イヤホンを使うのは必須ですが、個室の場合はよほどの大音量でない限りはイヤホンも必要なく、また時間を気にすることなく快適にテレビを視聴することができます。

わたしは入院前に、ドコモのオンデマンドビデオサービス「d-TV」に入会し、普段なかなか連続で観られない海外ドラマや気になっていた映画などを観て過ごすことが多かったので、テレビは時々使った程度でした。

周りに気兼ねなく、テレビを長時間観たいという人にはやっぱり「個室」がオススメですね。

パジャマ(寝具について)

入院生活を送るにあたり、パジャマなどの寝具は病院側で用意してくれます。

着替えなどしやすいよう、機能性重視のため、お世辞にもオシャレとは言えませんが、まぁこんな感じでしょうか。

手術前後における点滴などの処置を考えると、やはり病院側で用意されたパジャマを使用すべきでしょうが、手術後の安静期で点滴などの処置がなければ、普段自宅で使っている着慣れたパジャマを持参してもいいかもしれません。

慣れない病院のパジャマというのは、自分が病人であることを再認識させられるようで、正直好きではありません。。。枕や布団なども、普段使っているものから変わるだけで何となくストレスを感じてしまいます。

もちろん、病院側で用意されたパジャマであれば、3日に1回くらいのペースで交換してもらえますから、余計な洗濯物が増えることもなく、介助支援してくれる家族にとってもとても助かるんですよね。

周辺環境について

岩井整形外科内科病院の周辺には、歩いて1分のところにローソンがありますので、歯ブラシなどの身の回りのものはたいていはそこで揃えられるでしょう。

JR小岩駅から徒歩7〜8分なので、お見舞いなどに来られる方は電車でのアクセスが便利でしょう。

もし車で来られる場合は、病院自体は駐車場を備えてないので、周辺にある3ヶ所のコインパーキングを使うことになります。

それぞれのコインパーキングの特徴は以下のとおりです。

①ハローパーク南小岩第2駐車場
20分単位での課金のため、短時間の駐車であれば最も安く停められます。
②ピットデザイン南小岩8丁目
40分単位での課金のため、中~長時間の駐車であればおススメです。
③三井のリパーク小岩駅南口第5
広い道路に面していることもあって、停めやすいが、満車の可能性が高いです。

料金もそれほど高くはないので、1〜2時間程度の滞在であれば、車でお見舞いなどに来てもいいかもしれませんね。

入院してわかったのですが、病院周辺にはスナックなどの飲み屋が数件あり、夜はカラオケの音が少し漏れて聞こえてきます。

うるさくて夜眠れない、なんてことはありませんが、気になる人は耳栓などを用意しておくといいでしょう。

特にMRI検査では、工事現場のようなギーギー、ガタガタ音のする装置に15分ほど入るかたちになるので、耳栓は必須アイテムとして事前に準備しておくことをオススメします!

JR小岩駅周辺は、街としてはまだ再開発されておらず、下町感漂う街となっています。

ラーメン店や、古くからあるスナックなど、オジさんたちが好きそうな街並みでしょうか。

通常のヘルニア手術での入院なら、1~2週間程度のことですし、これといって不便なこともありませんので、安心して入院生活を送ることができると思います。

まとめ

椎間板ヘルニアの手術では、症状にもよりますが、最短3日~1週間程度の入院で済むようです。

たった1週間程度といっても、多くの人にとってはめったに経験しない入院生活になることでしょうから、

  • どんな入院生活になるんだろう・・・
  • 食事はおいしいのだろうか・・・
  • 慣れない環境で快適に過ごせるだろうか・・・

など不安は尽きないことと思います。

ここ小岩にある岩井整形外科内科病院は、建物こそ古いですが、普通に入院生活を送るには最低限の設備は整っていると思いますので、安心して治療に専念できると思いますよ。

この記事が、こちらの病院での手術や入院を検討されている患者さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。

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