人生初の腰椎椎間板ヘルニア手術。信頼できる医師、病院はどう選ぶべき?

腰椎椎間板ヘルニアの闘病記(手術編)です。わたしの実体験を通して、同じ病気で悩んでいる方たちに少しでも参考になればと思って書いています。

ヘルニア手術をようやく心に決めた後、次に悩んだのが、“どの病院で手術を受けるべきか?”でした。

人生で初めて入院・手術をすることを決めたわたしが、信頼できる医師、信頼できる病院をどう選んだのか、についてお話しします。

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腰椎椎間板ヘルニア手術における名医とは?

世の中には、「神の手」を持つ名医なんて呼ばれる医師がそれぞれの医療分野でいらっしゃいますよね?

でも、ヘルニア手術における神の手を持つ名医って、どうやって探せばいいのでしょう?

  • テレビによく出演している医師?
  • たくさんの書籍を出版している医師?

医師といっても専門分野は多岐にわたりますし、テレビや本などで有名な医師以外にも、名医と呼ばれる医師はいらっしゃることでしょう。

知人や友人に医者でもいれば、評判のいい、優秀な医師を紹介してもらえるのかもしれませんが、わたしにはそんな知人や友人もいません。

とりあえずはネットを使って情報を集めることにしたのですが、そこでわかったのは、

医者の世界にはさまざまな学会が存在し、その学会ごとに認定している「認定医」が存在する。

ということでした。

わたしのような、腰椎椎間板ヘルニアの手術において関係のありそうな学会は

  • 日本整形外科学会
  • 日本内視鏡外科学会

の2つとなるようです。

ちなみに、各学会が認定している認定医の呼称は以下のとおりとなっていました。

  • 日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定取得者

この2つの学会で認定されている医師であれば、高度な技術を必要とする内視鏡による腰椎椎間板ヘルニア手術であっても安心して受けられそうです。

そこで、次にそれぞれの認定医について詳しく調べてみることにしました。

日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医とは?

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参考公益社団法人 日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医名簿

日本整形外科学会が認定している医師は、整形外科専門医の試験に合格して「整形外科専門医」の資格を取得した上で、さらに「日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医」としての資格を取得した後、実技試験を受けて「脊椎内視鏡下手術・技術認定医脊椎脊髄病医」の資格を取得した医師とのことです。

この資格を継続するための要件も厳しく、手術時のビデオの提出などが義務付けられているそうです。

「日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医」として認定され、ここに掲載されている医師は、全国で156名(2016年8月時点)となっていました。

各都道府県ごとの認定医を調べてみたところ、石川県、岐阜県、三重県、鳥取県、宮崎県、沖縄県など、認定医の掲載のない県もあるようでした。

ですが、ここに掲載されているのは、日本整形外科学会のホームページに名前の掲載を了承した医師となっているため、実際にはもう少しいらっしゃるのかもしれません。

関東近郊に住んでいるわたしは、東京、神奈川、千葉、埼玉を対象として、認定医を探してみることにしました。

すると、41名(2016年8月時点)の認定医(各地域ごとの内訳は以下のとおり)がいることがわかりました。

地域 認定医の数
東京 19
神奈川 8
千葉 10
埼玉 4

日本内視鏡外科学会技術認定取得者とは?

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参考一般社団法人 日本内視鏡外科学会技術認定取得者

日本内視鏡外科学会が認定する技術認定取得者とは、内視鏡手術を安全かつ適切に施行する技術を有し、かつ指導するに足る技量を有している医師とのことです。

内視鏡を使った手術を行う分野ということで、「整形外科」だけでなく、「消化器・一般外科」や「泌尿器科」「産婦人科」「小児外科」などの各診療分野ごとに認定取得者がいるようです。

この技術認定制度に関する規則には、

内視鏡外科手術は、低侵襲的であるなどの利点から、消化器一般外科、呼吸器外科、小児外科、産科婦人科、泌尿器科、整形外科など、多数の領域の手術に応用されているが、内視鏡下の手術野で、特殊な器具を用いて行う手術であり、高度な技術が要求される。この日本内視鏡外科学会技術認定制度(以下本制度)は、定款第4条第3号に基づき、各学会の定める専門医制度とは異なり、これら各関連領域において内視鏡手術に携わる医師の技術を高い基準にしたがって評価し、後進を指導するにたる所定の基準を満たした者を認定するもので、わが国における内視鏡外科の健全な普及と進歩を促し、延いては国民の福祉に貢献することを目的とする。
引用:一般社団法人日本内視鏡外科学会技術認定制度に関する規則 第1条(目的)より

と書いてあることからも、ここで認定されている医師は、とりわけ内視鏡手術における高い技術を持った医師であると言えそうです。

そこで、整形外科の分野における技術認定取得者を調べたところ、よほど取得が難しいのでしょうか、全国でもわずか15名(2016年8月時点)しか掲載されていませんでした。

そのなかでも、東京、神奈川、千葉、埼玉における技術認定取得者は10名(2016年8月時点)となっていました。

No. 地域 医師名 勤務先
1 東京都 稲波 弘彦 稲波脊椎・関節病院
2 高野 裕一 岩井整形外科内科病院
3 浦山 茂樹 水野記念病院
4 高橋 寛 東邦大学
5 出沢 明 出沢明PEDクリニック
6 吉原 潔 明大前整形外科クリニック
7 神奈川県 大森 一生 日本鋼管病院 脊椎外科センター
8 船戸 貴宏 帝京大学医学部溝口病院
9 埼玉県 佐々木 真一 済生会川口総合病院
10 千葉県 山縣 正庸 労働者健康福祉機構千葉労災病院

まとめ

腰椎椎間板ヘルニアの内視鏡手術を受けるなら、

  • 日本整形外科学会の認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医であること
  • 内視鏡外科学会の技術認定取得者であること

この2つの条件を満たす医師なら、安心して手術を任せることができるだろう、とわたしは思いました。

もちろん、この2つの学会の認定医でなくとも、手術の技能に長けた医師はいらっしゃると思いますが、何の知識もコネもないわたしのような患者が、信頼できる医師を探す目安として、認定医の制度はとても参考になるなぁと思いました。

こうして認定医のことを知ったわたしですが、次に腰椎椎間板ヘルニアの内視鏡手術における、病院の「手術件数」についても注目してみることにしました。

認定医の最新情報はこちら

日本整形外科学会と日本内視鏡外科学会の認定医について、最新の情報は各学会のホームページをご覧ください。

参考公益社団法人 日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医名簿

参考一般社団法人 日本内視鏡外科学会技術認定取得者

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