捨てる方法-04│捨てられない理由を自分なりに考えれば捨てられる?

ぷちミニマリストを目指して、55の捨てる方法を1つ1つ検証し、実践していくドキュメンタリー企画の第4回目です。

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捨てる方法

捨てる方法-04

捨てられない理由を明確に感じ取る

ミニマリストを実践するためには、とにかくモノを減らさなければ始まりません。

でも、誰もがすぐにミニマリストになれるわけではないですよね?

捨てることは技術であり、捨てる行為を繰り返すことで、その技術は磨かれていきますが、焦って捨てることはないといいます。

誰だって捨てづらいモノもあるからです。

大事なのは、捨てられないモノにぶち当たったとき、どうして捨てられないのか?を考えることだそうです。

捨てられない理由には、

  • 高価なモノだったから
  • 使いこなす前のモノだから
  • 人にもらったモノだから
  • 思い出のモノだから
  • 捨てるのが面倒なモノだから

などなど、いろんな理由があると思います。

まずは、捨てられない理由を自分に問いかけ、捨てられない理由を明確に感じ取ることに徹してみましょう。

わたしの場合、捨てられない理由で多いのが、

高価なモノや思い出のモノ。

高価なモノは、「まだまだ元を取ってないんじゃないか」って思ってしまいがちですし、思い出のモノは、「大切な思い出という記憶まで失ってしまわないか?」って思うと、ますます捨てづらくなるんですよね。

でも、高価なモノも使わなければ単にスペースを取るだけの邪魔者なのかもしれませんし、思い出のモノだって記憶そのものがなくなるわけじゃないんですよね。

ですから、高価なモノはオークションで売れないか考えてみたり、思い出のモノは写真に残すなどして、処分できないかを考えてみることにしています。

オークションに出品する場合も、オークション用に写真を撮るので、持っていた、使っていた、という当時の記録・記憶として残すことができることに気づきました。

漠然と「捨てられないなぁ」と悩むよりも、自分がどうして捨てられないのかを突き詰めて考えていけば、捨てられなかった理由を再認識できますし、そこから捨てるために具体的にどうすればいいかがわかってきます。

高価なモノならオークションなどで高く売れる可能性はじゅうぶんあるでしょうし、使いこなす前のモノも「中古美品」として高く売れるかもしれません。

人にもらったモノや思い出のモノなら、写真に撮ることで、記憶として残すことはできます。

古いマットレスやブラウン管テレビなど、捨てるのが面倒なモノであっても、捨てる方法(手続き)さえわかれば、意外と簡単であることに気がつくものです。

今回のまとめ

捨てられなかった理由を整理して考えれば、それぞれに応じた対処方法を見いだすことができ、捨てられないモノも思ったより簡単に捨てられる。

実践したこと

yamaha-apx-8s

今回は学生時代にハマッたアコースティックギター(YAMAHA APX-8S)を処分することにしました。

思い出深いモノだけに、これまでどうしても手をつけることができなかったんです。

大学受験に失敗し、予備校生となったわたしは、一足先に大学に行った友人のアパートに遊びに行きます。そこで彼がギターを弾くことを知り、目の前で演奏してもらったんです。

そしたらギターを弾く彼がすごくかっこよく見えて、自分も弾けたらなぁと思い、1曲教わることになりました。

その曲が長渕剛さんの「とんぼ」。

ギター初心者のわたしでも弦を押さえやすいコードを使っているので、何となくは弾けるようになるんですよね。

それを機にアコースティックギターに目覚めたわたしは長渕剛ファンとなり、暗い予備校時代を楽しく過ごすことができました。

そして晴れて大学入学を果たし、御茶ノ水の楽器屋で買ったのが、このYAMAHA APX-8Sだったんです。

社会人となり、いつの間にか弾くこともなくなったギターでしたが、思い入れも深いし、いつかまた弾きたいなぁ、なんて思っていたので、捨てる(処分する)ことなんて考えたこともありませんでした。

ですが、捨てられなかった理由が「思い出」であることを再認識したら行動は早かった。

使われないままギターケースの中で朽ちてしまうより、ギター好きの人に大切に使ってもらったほうがよっぽどマシだと考えるにいたり、オークションに出品することにしたんです。

比較的にきれいなこともあり、じゅうぶん満足できるお金で買っていただきました。

また弾きたくなったらその時新たに買えばいい、そう思うことで、なかなか手をつけられなかった思い出の品を処分することに成功しました。

やればできるものです!

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