ぷちミニマリストを目指して、55の捨てる方法を1つ1つ検証し、実践していくドキュメンタリー企画の第21回目です。
捨てる方法
「かつて」という執着を捨てる
モノを捨てる大きなポイントは、そのモノが「今」自分にとって必要かどうかだといいます。
「いつか」使うかもしれないと思ったモノが、結局は使われずにゴミとなってしまうように、「かつて」必要だったモノもやはりゴミでしかないのです。
- 学生時代に使っていた教科書や参考書
- 趣味でハマっていたギター
- スポーツに熱中していた頃の賞状やトロフィー、スポーツ道具
などといった、「懐かしさ」や「思い出」という過去に執着するばかりに捨てられないモノってたくさんありますよね?
「かつて」という過去にいつまでも執着し過ぎると、捨てる踏ん切りもつかず、結局モノがあふれてしまうことになるのです。
過去に執着する人ほど成長できないという事実
過去ばかりに執着し過ぎると、思い出の品などは特に捨てづらくなってしまいますが、それだけではありません。
過去に執着してばかりいると、新しいことに挑戦することも避けがちになったり、自然と行動範囲も狭まっていき、その結果、自分自身の成長もストップしてしまいます。
飲み会の席で、学生時代や若かりし頃の武勇伝ばかりを話すオジサンも、かつての栄光や思い出にしがみついてしまった結果、成長がストップしている人の典型例なのかもしれません。
あなたはそんな人に対して、人としての魅力を感じることができるでしょうか?
歳を重ねても輝き続けている人は、常に新しいものを取り入れ、絶えず新陳代謝を繰り返しながら、経験値を増やしているからこそ、人間としての魅力も増すのでしょう。
過去に執着するというのは、単にモノが捨てられないということだけじゃなく、人としての成長をも止めてしまいかねないことを心得るべきですね。
今回のまとめ
「かつて」の栄光や思い出などは、モノとして残すのはやめて、思い出という記憶や、写真という記録に残すことで、モノはもっと減らすことができる。