ぷちミニマリストを目指して、55の捨てる方法を1つ1つ検証し、実践していくドキュメンタリー企画の第15回目です。
捨てる方法
思い出はデジタルの方が見返せる
いまではあたりまえのデジタル写真。
デジカメやガラケー、スマホなどがなかった頃のアナログ写真では、ネガフィルムを写真屋さんで現像してもらっては、友達に一枚一枚配ったり・・・それが普通だったんですよね。
それらの写真、きちんと整理できてますか?
現像した写真って、増えていくいっぽうで、あとで整理してアルバムに貼ろうと思ってもなかなか手がつけられず、結局は引き出しにしまい込んだまま・・・なんていう方も多いんじゃないですか?
現像した写真って、アルバムに整理して貼るのも面倒ですし、意外と見返すことってないんですよね。
最近では、地震や台風などの自然災害に見舞われて家を失った方たちが、思い出のアルバムをなくしたり、水などに濡れたために台無しになったりと、そんなつらい目にあうこともしばしばあります。
もちろんアルバムには、アナログ的なアルバムの良さがありますが、デジタル社会全盛期のいま、写真のような思い出こそ、デジタル的に残すべきだと思いませんか?
アルバムの写真は色あせたりもしますが、デジタル写真にはそんな心配はいりません。どうしても写真のかたちに印刷したければ、データさえあればいつでも、どんなサイズにでも印刷できます。
パソコンのハードディスクやDVD、ブルーレイなどの記憶媒体に残しておけば半永久的に保存することもできるでしょう。
さらに進んで、クラウドサービスを使って、インターネット上にデータを保存しておけば、万が一自宅が災害に襲われたとしても、大切な思い出の写真は安全に保たれます。
アルバムだと押し入れや本棚などに一度しまい込むと、わざわざ引っ張り出して見ることはめったにありません。
ですが、デジタル写真なら、デジタルフォトフレームを買ってリビングに飾っておけば、いつでも思い出の写真をスライドショーで眺める、なんてこともできます。
これなら普段の生活のなかで、自然と目にとまる機会も増えていいですよね。
まさに、
思い出はデジタルのほうが残しやすく、振り返りやすい
というわけです。
これまでの固定観念を捨てる!
最近では、スマホのカメラ機能もますます向上し、写真は印刷せずにデータとして受け渡したり、インスタグラムやフェイスブックをはじめとするSNSで共有することが増えました。
気軽に撮影し、受け渡しするのも昔に比べてずっと楽になったいま、わざわざ現像したり、印刷していては、写真というモノが増えるばかりか、管理したり整理したりする手間もかかるわけです。
だからこそ、「写真は現像(印刷)し、アルバムに保存するもの」という固定観念はそろそろ捨てるべきなのかもしれませんね。
今回のまとめ
大切な思い出の写真こそデジタルデータとして残すべし。クラウドサービスを活用すれば、自然災害など、万が一の事態にも備えられる。